生後1カ月検診が7月から無料に 鹿児島市が全額公費で負担

鹿児島市でこれまで全額、自己負担となっていた生後1カ月健診が7月から無料で受診できるようになります。

これは7月2日、開かれた鹿児島市の定例記者会見で、下鶴隆央市長が詳細を発表したものです。

1カ月検診は保険外診療のため従来は自己負担でしたが、国が補助制度を設けたことに伴い、鹿児島市も、市と国が4000円の費用を半分ずつ負担することで、無料で受診できるということです。

7月1日以降に生まれ、鹿児島市に住民登録のある乳児が対象で、県内の産科医療機関で発育状況や栄養状態の確認のほか、体の異常の早期発見につながる検診が受診できます。

鹿児島市・下鶴隆央市長
「子どもが生まれて生活がいろいろ変わってくる中で、子育てに関する悩みも含め相談をする絶好の機会になると考えて実施する」

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