西武・西川愛也、特大今季1号2ラン「上段に入ったので170メートルくらい飛んだと思います」

7回1死一塁、西武・西川は右翼席に2ランを放つ。投手有原(撮影・伊東昌一郎)

◆ソフトバンク―西武(2日、東京ドーム)

西武の西川愛也外野手(25)がプロ2本目となる今季1号2ランを右翼席上段にたたき込んだ。

0―2の7回1死一塁で2ボール1ストライクからの4球目、ソフトバンクの有原航平が投じたど真ん中に落ちてきたチェンジアップにしっかりとタイミングを合わせてバットに乗せると打球は高々と右翼方向に舞い上がった。右翼手が一歩も打球を追いかけなかったほどで、1点差に迫る西川の会心の一打に大勢のソフトバンクファンで埋まったスタンドは一瞬静まりかえった。

昨年8月22日のオリックス戦(ベルーナドーム)で山田修義から放ったプロ第1号以来のアーチに西川は「1死一塁の場面だったので一、二塁間を抜く打球をイメージして思い切り振りました。その結果ツーランホームランという形になってよかった」とコメント。

ベンチに戻ると「上段に入ったので170メートルくらい飛んだと思います。冗談ですけどね」と興奮していたという。

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