◆ソフトバンク3―2西武(2日、東京ドーム)
最下位の西武が首位のソフトバンクに競り負け、7月は黒星発進となった。プロ初先発の羽田慎之介は5四死球の制球難も響き、3回を3安打2失点でプロ初黒星を喫した。
プロ3年目の長身左腕、羽田は3回に2点を失った。甲斐拓也と周東佑京への連続四死球と犠打で1死二、三塁のピンチを招き、栗原陵矢の打席での暴投で先制点を与えると、栗原の適時二塁打で1点を加えられた。6回には3番手の佐藤隼輔が山川穂高に31試合ぶりのアーチとなる13号ソロを浴びてリードを広げられた。
打線は今季初対戦のソフトバンク有原航平の前に6回までゼロ行進。昨季も1勝3敗と苦手とした右腕に苦しんだが、7回に先頭の山村崇嘉が右前打で出塁し、1死後に西川愛也がチェンジアップを右翼席上段に運ぶ特大の1号2ラン。1点差に詰め寄ったが、8回以降はソフトバンクの継投にかわされた。