熊本市北区で車の中から女性の遺体発見 同乗する男性が自らの腹を刺し病院に搬送

7月2日昼過ぎ、熊本市北区にある資材置き場の車の中から、女性の遺体が見つかりました。

警察がこの車に乗っていた男性に職務質問をしようとしたところ、男性は刃物で自らの腹を刺し、病院に運ばれました。

【熊本竜太アナウンサー】「搬送された人が見つかったのは植木インターにほど近い集落です」

警察によりますと、7月2日午後3時すぎ、熊本市北区植木町にある資材置き場に止めてあった車の後部座席から、1人の女性の遺体が見つかったということです。

遺体は50~60代とみられ、刺し傷など目立った外傷はなく、着衣の乱れもなかったということです。

前日に県内に住む人から、50代の女性について行方不明者届が出ていたことから、警察が女性の行方を捜索。

北区植木町の資材置き場に止まっていた不審な車を見つけ、車に乗っていた男性に職務質問をしようとしたところ、男性が刃物で自らの腹を刺したということです。

男性はドクターヘリで熊本市内の病院に運ばれましたが、搬送当時、意識はあったということです。

警察は遺体で見つかった女性の身元の特定を急ぐとともに、死因などについて捜査。

また、搬送された男性が亡くなった女性の状況について、事情を知っている可能性が高いとみて、男性の回復を待って話を聞く方針です。

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