現地時間７月２日に開催されたEURO2024のラウンド16で、オーストリアとトルコがライプツィヒ・スタジアムで対戦した。
開始わずか１分、CKのこぼれ球をデミラルが左足で押し込み、トルコがいきなり先制する。
サウジアラビアの名門アル・アハリに在籍する26歳のCBは、25分にもCKからヘディングシュートを放つも、枠を捉えきれない。
かつてRBライプツィヒで手腕を発揮したラングニック監督が率いるオーストリアは、前半のうちに追いつきたいところだが、ゴールを奪えず。ビハインドでハーフタイムに入ると、後半から193センチの長身グレゴリチュと、正確な左足が武器のプラスを送り込む。
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母国凱旋の智将が動いたオーストリアは押し気味に進め、51分にポシュの絶妙なスルーパスで抜け出したアルナウトビッチが、GKギュノクと１対１の決定機を迎えるも、モノにできない。
リードを維持するトルコは、59分にデミラルが再びCKからゴール。頭ひとつ抜け出した豪快なヘッドで、貴重な追加点を挙げた。
それでも、オーストリアは66分にCKからグレゴリチュが１点を返す。反撃の勢いを一気に加速させ、同点のビッグチャンスも作ったものの、結局２点目は奪えなかった。
雨中の激戦を２－１で制したトルコが、史上初の４強入りを果たした2008年以来、４大会ぶりにベスト８に駒を進めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
