【欧州選手権】8強がついに決定 C・ロナウドとエムバペのストライカー対決が実現

オランダ代表のコディ・ハクポ(ロイター)

欧州選手権決勝トーナメント1回戦(2日=日本時間3日、ドイツ・ミュンヘン)、36年ぶりの欧州制覇を目指すオランダは3―0でルーマニアに勝ち、4大会ぶりの8強入りを決めた。

前半20分にFWコディ・ハクポ(リバプール)が先制点をマーク。後半にFWドニエル・マレン(ドルトムント)が2ゴールを決めて突き放した。この試合の最優秀選手に選出されたハクポは「相手が強敵と分かっていたので戦う準備はできていた」とし「私たちは今ここにいて、自分たちの思い出をつくろうとしている」と笑顔で語った。

また、トルコはオーストリアに2―1で競り勝ち、4大会ぶりに準々決勝進出を決めた。前半1分に先制すると後半14分にも加点。リードを広げるも22分に得点を許し、その後は猛攻を受けるもGKメルト・ギュノク(ベシクタシュ)の好セーブでピンチを防いだ。

これで今大会の8強が出そろった。この日、勝ち上がったオランダとトルコ、イングランドとスイスが6日(同7日)にの準々決勝で対戦する。またFWクリスチアーノ・ロナウド(アルナスル)率いるポルトガルとFWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)を擁するフランスが激突、さらに「事実上の決勝戦」とされるスペインとドイツの対戦(5日=同6日)が注目されそうだ。

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