「900万円返せ、お前も覚悟しとけよ」などと言って金銭を要求したとして、山口県警下関署は3日、指定暴力団七代目合田一家 傘下組織の組長の男(77)を恐喝の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、組長の男は先月29日、下関市に住む男性(70代)の家に押しかけ、男性に「どうなっちょるんか、900万円返せ。俺はもう腹くくっとるんやけーな。子どもにも連絡せんといけんな。お前も覚悟しとけよ」などと言い、金銭を要求した疑いがもたれています。男性が通報したため、未遂に終わりました。
男は「金返せとは言ったが、恐喝ではない」として、容疑を否認しているということです。警察は、事件の詳しい状況を捜査しています。
