高松港で「アカカミアリ」200匹を発見 人的被害はなし【香川】

6月30日、香川県の高松港朝日地区コンテナターミナルで発見されたアリ約200匹は、注意が必要なアカカミアリだったことが、きょう(3日)明らかになりました。

香川県によりますと、アカカミアリはヒアリの仲間で、ヒアリほど毒は強くありませんが、刺されると激しい痛みやかゆみがあらわれる場合があり、蔓延した場合には著しく重大な影響を与えるおそれがある「要緊急対処特定外来生物」に指定されているということです。

アカカミアリが見つかったのは、高松港朝日地区コンテナターミナルの一般の人が立ち入れない場所です。

6月30日、7月1日に実施された環境省の定期的な港湾調査で、アカカミアリと疑わしいアリ約200匹が、舗装の隙間から出入りしていることを確認し、防除作業を行いました。

その後、環境省が依頼した専門機関がアカカミアリであることを特定したということです。

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