「ダニ媒介脳炎」国内7例目 70代男性、意識障害、けいれんなどで入院

国内で7例目です。函館市の70代の男性がダニにかまれ脳炎を発症していたことがわかりました。

市立函館保健所によりますと函館市の70代の男性が5月下旬に山菜採りに行った後、足のしびれを発症しました。3日に検査の結果が出て、男性は森林や草地に生息するマダニにかまれることで発症する「ダニ媒介脳炎」と判明しました。

男性は意識障害やけいれんなどの症状が出ていて、いまも入院しています。ダニ媒介脳炎は先月も山菜採りの際にマダニに噛まれた札幌の50代男性が発症し、今回で国内7例目です。

保健所は山菜採りなどで山や草地に入る時は肌の露出を少なくするよう注意を呼びかけています。

(c)HTB

© HTB北海道テレビ放送株式会社