リノベーションした築75年の空き家 飲食店の入れ替わり営業スタート 仙台

仙台市の中心部に築75年の空き家の1階をリノベーションした建物が完成しました。
仙台市青葉区の晩翠通沿いに完成した「【空】‐sora‐(そら)晩翠通」。

築75 年の木造2階建ての住宅で4年前から空き家になっていました。
このため、石巻市の建設会社が空き家を解消すると共に、飲食店の新たな挑戦を応援しようと、1階を店舗にリノベーションしました。
さまざまな飲食店が入れ替わりで営業します。

空き家をリノベーションした丸本組 山本翔太郎専務「さまざまな飲食店に入居していただき、それぞれの飲食店が抱える課題に取り組んでいただけるコンセプト」

第1弾としてオープンした「いち福」では、だんごやかき氷などを販売しています。さっそく買い求めて味わう人の姿が見られました。

客「きれい。街なかなので来やすくていいと思います」 「すごくいい取り組みだと思うので、広がっていけばいいかなと」

いち福 岩間隆司さん 「空き家問題を解決したいという熱い思いが伝わってきて、我々も飲食店として何かお手伝いできることがないかなと思って」

いち福は、3日から本店を休み、8月31日までここで営業します。
9月には第2弾の飲食店の営業が始まるということです。

© 東北放送