<あのころ>国鉄最後の総裁、東京駅へ 39年前の7月4日

1985(昭和60)年7月4日、就任して間もない国鉄の杉浦喬也新総裁(中央)が、東京駅の朝のラッシュを視察した。制服姿で山手線と京浜東北線ホームで説明を受け「新宿駅ほどではないが、かなりのラッシュだ」などと感想を述べた。反対派を押し切って国鉄の分割民営化(87年)を推進。「国鉄最後の総裁」となった。

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