「全て手作業で作られて1つ1つデザインが異なります」七夕飾り『くす玉や吹き流し』はどのように作られる 仙台七夕まで1か月余り

仙台の夏の風物詩、仙台七夕まつりまで1か月あまりとなり、仙台市内では、くす玉や吹き流しなどの七夕飾りづくりがピークを迎えています。

七夕飾りづくりが行われているのは、若林区の鳴海屋紙商事です。創業当時から仙台七夕の飾りを作り続けています。3日も2人の作業員が和紙で作られたくす玉や吹き流しをひとつひとつ丁寧に作っていました。七夕かざりは全て手作業で作られていて、1つ1つデザインが異なります。

鳴海屋紙商事 佐藤卓央社長: 「県内の方はもとより、県外の方々、海外の方を含め、美しい七夕飾りをゆったりとした気持ちでお散歩をするようにご覧いただければ」

この会社では市内中心部に飾られるおよそ3000本の七夕飾りのうち、6割程度の製作に携わっています。今年の飾りづくりは、東北絆まつりのため例年より1ヶ月はやい2月から始まり、今がピークです。制作は、8月6日から始まる仙台七夕まつりの直前まで続くということです。

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