溶連菌咽頭炎の感染者数「1医療機関あたり3.65人」仙南保健所管内で20週連続の警報レベル 新型コロナ感染者はやや増加 宮城

先週、宮城県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人の数は、1定点医療機関あたり平均3.81人で、前の週よりもやや増加しました。去年は、7月以降に感染者数が急増していて、県は注意を呼びかけています。

県によりますと、6月30日までの1週間に県内91の定点医療機関で新型コロナウイルス感染症と診断された人の数は、前の週よりも60人増え347人でした。2週連続の増加で、1医療機関あたりの平均は3.81人です。

去年は、本格的な夏場となる7月以降に新型コロナの感染者数が急増していて、県は手洗いや換気などの基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

一方、今年は、子どもに多く見られてのどの痛みや発熱の症状が出るA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、いわゆる溶連菌咽頭炎の感染者数も多い傾向にあります。

先週の感染者数は、県内55の定点医療機関で201人、1医療機関あたりの平均では3.65人でした。特に仙南保健所管内では20週連続で警報レベルが継続されています。

© 東北放送