労災事故を減らすため林業現場を視察し、事故防止対策を確認 森林労働災害防止パトロール

林業が盛んなことから、労災事故も多い岩手。
林業の現場での事故を減らそうと、岩手労働局や東北森林管理局など4つの機関は、初の合同でのパトロールを雫石町で行いました。

初めてとなる4日の合同パトロールには、岩手労働局や東北森林管理局など4つの機関から17人が参加し、岩手県雫石町の林業の現場で木の伐採や運び出しの作業を視察しました。
岩手県は2019年から去年までの5年間、林業の現場での労災事故による死者の数の合計が北海道、宮崎県に次ぐ全国ワースト3位でした。

パトロールでは、機械の死角に入らないことや機械同士の間隔をあけることなど、事故防止対策を確認しました。(岩手労働局 粟村勝行局長)
「怪我したり亡くなったり、こういうことを是非ともゼロにしたい。
そのために我々もしっかりと見守っていきたいと思っています」

今後もパトロールを続けたいとしています。

© 株式会社アイビーシー岩手放送