底引き網のまき直し作業中にワイヤーが落下 漁船の男性乗組員(61)が右腕骨折の大けが 宮城・塩釜市

5日、宮城県の塩釜市魚市場で、係留していた漁船の底引き網を巻きなおす作業中にワイヤーが落下し、乗組員の男性にぶつかる事故がありました。
男性は右腕の骨を折る大けがをしました。

5日午前7時45頃、塩釜市魚市場に係留していた塩釜船籍「第五十七大吉丸」で、「作業中の男性が腕をけがした」などと消防に通報がありました。
宮城海上保安部によりますと、当時、この漁船では底引き網に使用するワイヤーの巻き直し作業が行われていました。
その際、船尾にある滑車が壊れ、落下したワイヤーが近くで作業をしていた塩釜市の乗組員の男性(61)にぶつかったということです。
男性は、右腕の骨を折る大けがをして仙台市内の病院に運ばれました。
宮城海上保安部は、現場の安全管理に問題がなかったかなど、事故の原因を詳しく調べています。

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