自ら自然と直接向き合い、自然と一体になりながら美しい魚を追い求めるのが魅力の渓流釣り。一般的にはやや敷居が高いと思われがちだが、まずチャレンジしたいと思ったら、比較的釣りやすく人気の高いヤマメ釣りから始めるのがオススメ。その基本的な知識について、埼玉県熊谷市「プロショップオオツカ」スタッフの内藤努さんが連載解説する(全6回)。最終回は"淵"の攻め方について。
小さな渓流のヤマメを考えてみると、"瀬"の釣りと"淵"の釣りは少し違います。
瀬の釣りでは基本的にはフルのアップで忙しい釣りをしなければならない。リトリーブとトゥイッチング中心の線の釣りです。アクションを入れながら、魚の反応を見ながら、魚を掛けるというかなり忙しい釣りになります。
淵の釣りの場合、多少開けたポイントになるので、アップクロス気味にルアーを入れ、トゥイッチングのみの釣り方だけではなく、ドリフトさせながらルアーを魚に見せてみるという余裕が出てきます。
「ヤマメは瀬の釣り」とよく言われますが、淵にも瀬のような流れの変化があり、確実にヤマメはいるはずですし、淵をアップクロスで攻めることで魚に対するルアーの見せ方を色々と勉強できるという意味で、個人的に大好きなポイントです。
ビギナー向けの渓流ヤマメ釣り入門はこれにて終了。敷居が高そうに見える渓流釣りも、最初の入り方を間違えなければすんなりフィットするもの。興味を持たれた方は、ぜひ『ルアーマガジン・リバー』を手に取って、その奥深き世界を堪能してほしい。
『ルアーマガジン・リバー』満を持して再始動! 12/21最新号発売!
渓流釣りファンのみなさん、お待たせいたしました! 『ルアーマガジン・リバー』はちょっとだけお休みをいただいていましたが、バッチリ再始動いたします! 最新号vol.43(2018年2月号)は12月21日発売予定。サクラマス、冬期釣り場、防寒、酒etc…。とにかく盛りだくさんな内容でお届けします!
第一特集:サクラマスの釣り方。
特集ページではサクラマスの釣りにフィーチャーしていきます。エキスパートたちのストイックな釣行記を始め、プラッギングやスプーニングのノウハウ。さらには、最新ギアや防寒ウエアのカタログも紹介していく予定です。難しい釣りというイメージが先行しがちな釣りですが、より分かりやすく、魅力的な内容でお送りすることをテーマにお届けします!
第二特集:冬期釣り場・C&Rガイド
オフシーズンとは言え、やっぱり渓流釣りがしたい! そんなアナタのために、まだまだ釣りが出来るフィールドとして、ニジマスを対象とした冬期釣り場やC&R(キャッチ&リリース)区間をメインにご紹介します。もちろんエキスパートの解説による釣り方のノウハウも一挙公開。自宅でメンテナンスに励むのもアリですが、やっぱり釣りができるんなら外に出なくちゃ!
『ルアーマガジン・リバー vol.43(2018年2月号)』のお求めは…
『ルアーマガジン・リバー vol.43』は12月21日(木)発売予定!(※一部地域除く) 価格は1,580円(税込)也。お求めは全国の釣具店や書店で! お近くのお店に置いていない場合は、そのお店でご注文いただくか、下記の販売サイトをご利用ください(1,000円以上お買上げで送料無料です)。
[文/ルアーマガジン・リバー|釣りPLUS]