分譲住宅「ディアステージ」シリーズを展開していた(株)RCハウジングが民事再生法申請

 (株)RCハウジング(TSR企業コード:510095135、法人番号:2180301005199、豊橋市東郷町60、設立平成6年3月、資本金3000万円、笠原宏司社長)は5月31日、名古屋地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は佐久間信司弁護士(名古屋第一法律事務所、名古屋市中区丸の内2-18-22、電話052-211-2236)。監督委員には榎本修弁護士(ひかり弁護士法人アイリス法律事務所、名古屋市中区丸の内3-20-17、電話052-938-5508)が選任された。
 負債総額は約50億円。

 平成6年3月の設立当初は建築工事を主体に事業を行い、建売分譲住宅販売で業績を伸ばした。最近は自社分譲マンション「ディアステージ」を中心とした建売販売が主体となり、全国5か所に事業所を展開、売上高は平成29年3月期で118億8892万円をあげていた。
 しかし、分譲用資産等の在庫過多による借入依存は否めず、資金繰りは多忙を極める中、金融機関からの支援を受ける事も出来なくなり、遂に支えきれず今回の措置となった。

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