アスレチックスが6点ビハインドを跳ね返して逆転勝利

【アスレチックス9-7タイガース】@コメリカ・パーク

3回終了時点で6点のビハインドを背負っていたアスレチックスが、4回以降に反撃を開始し、9回表に2点を勝ち越して逆転勝利を収めた。アスレチックスは4回表にマーク・キャナとジョナサン・ルクロイのタイムリー二塁打で3得点。5回表にはチャド・ピンダーとジェッド・ラウリーの二者連続本塁打で1点差とし、7回表にマット・オルソンの内野ゴロの間に7対7の同点に追い付いた。そして、9回表にラウリーとダスティン・ファウラーのタイムリーで2点を勝ち越し。このリードをクローザーのブレイク・トライネンが守り抜き、アスレチックスはエンゼルスを抜いて地区3位に浮上した。

最後まで諦めず、粘り強く戦い続ける今季のアスレチックスの真骨頂のような試合だった。先発のフランキー・モンタスが3回6失点でノックアウトされ、試合序盤で大量ビハインドを背負ったものの、徐々に点差を詰め、7回表に同点。9回表には相手クローザーのシェーン・グリーンから2点を奪い、逆転勝利を実現させた。今季好調でオールスター候補にも挙げられているラウリーは13号ソロを含む4安打2打点の大活躍。アスレチックスは途中出場のファウラーも含めて8選手がヒットを放ち、6選手が打点をマークする隙のない攻撃でタイガース投手陣を攻略した。

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