フォルティネビッチ好投 ブレーブスが3連戦スイープ

【ブレーブス6-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ブレーブスはまたしても先発投手が好投し、敵地セントルイスでは2012年5月以来6年ぶりとなるスイープを完成させた。ブレーブス先発のマイク・フォルティネビッチは2回裏と3回裏にそれぞれ三者連続三振を記録するなど、持ち前の力強いピッチングでカージナルス打線を圧倒し、5回86球を投げて被安打1、奪三振9、与四球3、無失点の好投。ブレーブス先発陣は今回のカージナルス3連戦で合計17回2/3を無失点に抑える見事なパフォーマンスを見せた。打線は2回表にチャーリー・カルバーソンのタイムリー二塁打で1点を先制し、6回表にはフレディ・フリーマンの16号2ランなどで5点を追加。7回裏にカージナルスに5点を返されたものの、6対5で逃げ切った。

フォルティネビッチは「先発投手が互いに刺激し合っている。面白い男たちの集まりだよ」と先発ローテーションに名を連ねる各投手の活躍がチーム内に良い雰囲気をもたらしていることを明らかにした。この日は自慢の速球のほかにスライダーが冴えわたり、決め球として機能。3-2のような深いカウントでも積極的にスライダーを投げ込み、カージナルス打線を支配した。「スライダーには自信を持っているんだ。数年間、一生懸命に取り組んできた球種だからね」とフォルティネビッチ。「たとえカウント3-2でも、スライダーでストライクを取れる自信がある。僕にとって素晴らしい球種なんだ」と語るように、自信を持ってスライダーを投げることができることが、防御率2.02(リーグ2位)という今季の活躍に繋がっているようだ。

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