被災地の厳しい暑さ続く 天気の急変にも注意

全国の天気予報(数値は予想最高気温と前日差)

 きょう11日(水)は、関東から九州を中心に晴れて気温が上がり、35℃以上の猛暑日になる所も多くなる。特に「平成30年7月豪雨」で被害が大きかった所では厳しい暑さが続くため、体調管理に一層の注意が必要だ。また、内陸部では大気の状態が不安定となるため、急な雨や落雷、突風にも注意したい。

きょうの予想最高気温の分布(下段は西日本を拡大したもの)

 きょうは、高気圧に覆われる関東から九州を中心に晴れて、気温が上昇。日中は、最高気温が35℃を超える猛暑日となる所も多くなりそうだ。「平成30年7月豪雨」で被害が大きかった地域でも厳しい暑さとなるため、可能な範囲での熱中症対策が必要となる。こまめに休憩を取ったり、できるだけ水分補給を心がけたりと、体調管理に注意したい。

<11日の予想最高気温>
 36℃・・・京都、福岡県久留米
      大分県日田、佐賀、熊本
 35℃・・・前橋、熊谷、さいたま、甲府
      名古屋、岐阜、奈良、長崎など

急な雨や雷雨に注意 大雨になるおそれも

きょう夕方の発雷確率

 午後は上空の寒気の影響で、東北から西日本の内陸部を中心に大気の状態が不安定となる。
 きのう10日(火)も宮城県や奈良県、山形県で100ミリを超えるような大雨となったが、きょうも局地的に激しい雨が降る見込み。急な雨や雷雨、落雷や突風に注意が必要だ。(気象予報士・石上沙織)

© 株式会社ウェザーマップ