第4回CAリレーコラム
第3回に引き続き第4回リレーコラム、現役&元キャビンアテンダントに聞く「CA受験のときに気を付けたこと」
様々なCA(キャビンアテンダント・客室乗務員)受験マニュアルがある中、どれを採用していいか分からないという悩みをお持ちのCA受験生も多いのではないでしょうか。客室乗務員試験を受ける「CA受験生」を応援するため、現役&元キャビンアテンダントに聞く「CA受験の際に気を付けたこと」をCA Media登録メンバーがリレー形式でお伝えして参ります。 面接、身だしなみ、合格の秘訣…などCA合格者の生の声がきっと役に立つはずです!
第四回担当: 堀希和子
航空会社: 日本航空(2007年~2010年)
国内線/国際線: 国内線/国際線
内定した航空会社: 日本航空(JAL)
面接の際に気を付けたことは?
笑顔の第一印象です。
CAは毎日何百名のお客様とお会いしますが、コミュニケーションを取れる時間はほんの少し。
第一印象が悪いと、そのほんの少しの時間でリカバリーするのはとても難しくなってしまうので、第一印象はとっても大事。面接で初めて会う面接官に笑顔の第一印象を持ってもらえるよう、面接中はもちろんのこと、面接を待っている間も常に笑顔は忘れず、元気な笑顔で面接室に入るようにしていました。
面接時間はあっという間です。面接官の心を惹きつけられる笑顔で、第一印象をぐっとアップさせてみてくださいね。
身だしなみで気を付けたことは?
学生らしい清潔感です。
CA受験に行くと、キレイなシニヨンで、黒ストッキングを履き、スカーフを巻いている人が多く、あまりの自分の普通さに不安になりましたが、形から入る人は最終試験には大体残っていませんでした。
私は、髪形はハーフアップでメイクもやりすぎないように気を付けました。その代り、前髪が目にかからないようにする、靴は磨く、スーツのしわに気を付ける等、基本的なところに気を付けました。
特に新卒は、CAらしく見せることよりも、学生らしく等身大で臨む方が自分も出せて良いと思います。
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ズバリ、合格の秘訣は?
CAを志望する方は、自己PRや身だしなみではあまり差がつかない気がします。
その中で合格できる秘訣があるとすれば、自分より相手を考えられているか、だと思います。自分をPRしたい気持ちを前面に出すよりも、相手の話を聞く姿勢や、ピリッとした面接を和やかな雰囲気に切り替えられるか等、周りを見回せる力があるかどうかが大切だと思います。
CAはチームプレーなので、相手のことを考えられる心の余裕があることが大切だと思います。
CA(キャビンアテンダント・客室乗務員)を目指す人に向けたメッセージ:
面接会場に行くと、きれいで、身だしなみや身のこなしが完璧な人が多く、恐縮してしまうこともあると思います。私もそうでした。ただ、そう言った人たちはほとんど最終試験には残っていませんでした。
私もスクールも通わず、身一つで、自分らしさだけを武器に臨みました。
CAとしての美しさ、女性らしさは、入社後訓練を重ね、乗務を通して、自然と身についていきます。
入社試験の時は、自分を作りこむのではなく、自分らしさを大切にしてみてください。また、一緒に面接を受けている受験者をライバルと思うのではなく、一緒に頑張りたい仲間だと思えるかどうかで、小さな気遣いができるかどうかも変わってくると思います。
CAは本当にかけがえのない経験をできる仕事だと思います。たくさんのお客様と接し、たくさんの感動を得ることができます。また、フライトやステイ先で普段なかなかできない経験ができたり、経験を通じて自分もどんどん磨かれていきます。
そして何よりも、出会った同期、先輩、後輩は一生の宝物になること間違いなし!
私も今でも同期の絆がとっても強く、一生モノの友達に出会えたことが、一番の宝物だと思います。
皆様の夢の実現を心より応援しております。
ぜひ頑張ってください!