ネイマールはもうクラブの王様じゃない PSGが”アンタッチャブル”と指定したのはムバッペだ!

PSGのネイマール photo/Getty Images

昨夏パリ・サンジェルマンはバルセロナからFWネイマール、モナコからFWキリアン・ムバッペを引き抜いた。この時はネイマールがチーム最大のスター選手で、ムバッペはその弟分といった立場だった。しかし、今や状況は変わりつつある。

スペイン『Mundo Deportivo』は、PSGがネイマールの売却にオープンになりつつあると報じており、ネイマールよりムバッペの方を重要視しているというのだ。ロシアワールドカップを制したフランス代表の主力で、あのペレ氏以来となる決勝で得点を決めた10代プレイヤーとなったムバッペはPSGにとってネイマール以上にアンタッチャブルな存在になったというわけだ。

ネイマールは今のところPSG残留かと言われているが、クリスティアーノ・ロナウドを失ったレアル・マドリードは新たなスター候補を探している。そのリストには常にネイマールの名前も挙がってきている。今後何か動きが起きても不思議はない。今回のワールドカップで評価を高めたのはムバッペの方で、ネイマールがクラブの王様という構図は崩れつつあるのかもしれない。ムバッペこそ今最も世界最高の座に近い選手か。

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