中軸3人で8打点 マーリンズがテーランを攻略して快勝

【ブレーブス3-9マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズが中軸3人の活躍によりブレーブス先発のフリオ・テーランを攻略し、9対3で快勝。本拠地マーリンズ・パークでのブレーブス2連戦を1勝1敗で終えた。「3番・捕手」のJ.T.リアルミュートは初回に13号先制2ランを放つなど4打点を叩き出す活躍を見せ、「4番・一塁」のジャスティン・ボーアは5回裏、3点リードの場面でセンターへのタイムリー。「5番・二塁」のスターリン・カストロはボーアがタイムリーを打った直後、5回裏一死一、二塁のチャンスで試合の行方を決定付ける8号3ランをレフトスタンドへ叩き込んだ。3~5番の3人が合計8打点。打線の中軸を担う打者に相応しい活躍でチームを勝利に導いた。

リアルミュートの先制2ラン、カストロのダメ押し3ランと効果的な一発で試合を制したことについて、マーリンズのドン・マティングリー監督は「我々を本塁打の多いチームと思っている人は1人もいないと思うけど、本塁打が出たときは良い試合ができるよね。2つのスイングで5点を取れたのだから、やっぱり本塁打は良いものだよ」とご機嫌だった。2ケタ勝利4度の実績を誇るブレーブスのエース格・テーランに2本塁打を含む7安打を浴びせ、5回途中9失点(自責点7)でノックアウト。一方、陳偉殷(チェン・ウェイン)は2回表にヨハン・カマルゴに10号ソロを浴び、5回表にはチャーリー・カルバーソンのタイムリー二塁打で2点を失ったものの、6回3失点と踏ん張った。今季3勝目(7敗)をマークした陳は「今日はチームで勝ち取った素晴らしい勝利だったと思う」とチームの勝利を喜んでいた。

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