主砲・フリーマンが勝ち越し弾 ブレーブス逆転勝利

【マーリンズ3-5ブレーブス】@サントラスト・パーク

ブレーブスは2回裏に2点差を追い付き、2対2の同点で迎えた3回裏にフレディ・フリーマンの18号ソロとヨハン・カマルゴのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。1点差に迫られた直後の5回裏にはロナルド・アクーニャJr.が10号ソロを放ち、2点のリードを5投手による継投で守り抜いて逆転勝利を収めた。ブレーブス先発のフリオ・テーランは98球を投げて4つの四球を与えるなど、やや不安定だったものの、5回3失点と最低限の役割。6回以降はシェーン・カール、ジェシー・ビドル、ブラッド・ブラック、A.J.ミンターが各1イニングを無失点に抑え、テーランは今季8勝目(7敗)、ミンターは6セーブ目をマークした。

MVP級のシーズンを送っているフリーマンが、またしてもマーリンズを相手に強さを発揮した。今季ここまで打率.313、18本塁打、67打点、OPS.927の好成績をマークしてMVPの有力候補に挙げられているフリーマンは、マーリンズ戦10試合で打率.450(40打数18安打)、6本塁打の猛打を発揮。この試合でも相性の良さを発揮し、マーリンズ先発の陳偉殷(チェン・ウェイン)から勝ち越し弾を放った。また、アクーニャJr.は5回裏に放ったソロ本塁打が今季10本目のホームラン。ブレーブスの選手が20歳のシーズンに2ケタ本塁打を放ったのは、1952年のエディ・マシューズ、1954年のハンク・アーロン、1961年のジョー・トーレ、1978年のボブ・ボーナー、1997年のアンドリュー・ジョーンズ、2010年のジェイソン・ヘイワードに続いて球団史上7人目の快挙となった。

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