プレミアリーグの開幕が迫ってきた。昨季はマンチェスター・シティが圧倒的な力で王者となったが、今季のトップ4の顔ぶれはどのようなものとなるのだろうか。元リヴァプールのスティーブ・マクマナマン氏が予想を展開している。
英『Daily Mirror』によると、同氏の予想はなかなかに驚きのものだ。まず優勝には昨季に続いてマンCを支持。昨季勝ち点100獲得したことを考えると、この予想は妥当だろう。
「彼らは今季も間違いなく優勝候補だ。昨季のプレイスタイルは見事だった」と同氏はコメントしている。マンCの首位予想に疑問を抱く者は少ないはずだ。
2位はリヴァプールだ。昨季チャンピオンズリーグ決勝に進出したことに加え、ファビーニョ、ナビ・ケイタ、アリソン・ベッカーら即戦力を獲得。マンCに喰らいついていくだけの力は備えているはずだ。
3位にはトッテナムだ。それほど補強が進んでいないことに加えてロシアワールドカップで主力の多くが長く戦っていたこともあり、その疲労は気にかかる。しかし、マウリシオ・ポチェッティーノのスタイルは昨季も安定していた。トップ4から漏れるところまで落ちるのは想像しにくいか。
驚きなのは4位だ。同氏はここにアーセナルを選んでいる。新指揮官ウナイ・エメリに加えてルーカス・トレイラやベルント・レノ、ソクラティス・パパスタソプーロスなど実力者を獲得したことから興味深いチームになると注目しているようだ。
ということは、トップ4からはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが漏れることになる。マンUは昨季2位でフィニッシュしているが、まさかのトップ4漏れもあり得るのか。ここまでそれほど目立った補強は展開していないため、このままシーズンに突入すれば躓くことになるかもしれない。