あす創志学園戦 紅白戦で打線好調

 長崎県代表の創成館は7日午後から、兵庫県尼崎市内で調整練習した。このところ実戦から遠ざかっていたこともあり、シートノック後に紅白戦(4回)も実施。9日の創志学園(岡山)との1回戦に向けて、打線が順調な仕上がりを見せていた。
 レギュラー陣はエース川原、右の戸田と対戦。主将の峯の左中間への先頭打者本塁打をはじめ、松浪、野口、平松、松山ら主力が次々に快音を響かせた。
 エンドランなども積極的に試して4回で計9得点。投手陣について、稙田監督は「打たれるということはストライクを取れているということ。それぞれが課題を持ってやっている」と特に心配する様子はなかった。
 投打で力のある創志学園に対して、まずは守備でリズムに乗れるかが大きなポイント。投手陣をリードする捕手平松は「(紅白戦の)結果は気にしていないが、モチベーションをしっかり上げているやつと、上げていないやつがいる。一球一球を大切に、バッテリーでリズムをつくる」と意気込んでいた。

シートノックで外野からの送球を捕る捕手平松。奥は出嶋=尼崎市、ベイコム野球場

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