マンシーニが逆転打 5失策のオリオールズが逆転勝利

【オリオールズ5-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

オリオールズは1点ビハインドの9回表に連打で無死一、三塁のチャンスを作り、トレイ・マンシーニの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。その裏をマイケル・ギブンズが無失点に抑え、5対4で逆転勝利を収めた。捕手のケイレブ・ジョセフと遊撃手のティム・ベッカムがそれぞれ2失策を犯すなどチーム合計5失策と守備が乱れ、打線もソロ本塁打3本だけと粗い野球が目立ったオリオールズだが、7回3失点(自責点1)のアンドリュー・キャッシュナーを筆頭に投手陣が踏ん張った甲斐もあり、最後の最後で逆転。レイズはクローザーのセルジオ・ロモが誤算だった。

今季ロードゲームで15勝44敗と大きく負けが先行しているオリオールズは、ロードゲーム直近18試合でこれが3勝目。ようやく今季35勝目(両リーグ29番目)をマークした。前回登板のレンジャーズ戦(日本時間8月3日)で2回途中10失点KOの屈辱を味わったキャッシュナーは、味方の拙守に足を引っ張られながらも7回3失点(自責点1)の力投。初回に2点を失ったものの、83球で最初の6イニングを投げ切るなどテンポの良い投球でチームの勝利に貢献した。打線では初回にベッカムとアダム・ジョーンズが2者連続本塁打。4回表にはマーク・トランボも一時は勝ち越しとなる16号ソロを放った。

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