3年ぶりの越境台風?

13日午前9時、南シナ海で台風16号が発生しました。そして午後3時、台風14号が中国大陸で熱帯低気圧に。13日は、一日の中で台風の発生と消滅を見た日となりました。

そしてもうひとつ、新たな台風が発生する可能性があります。それは熱帯低気圧から変わる通常の台風ではなく、ハリケーンが日付変更線を越えてやってくる「越境台風」です。ハリケーンヘクターが越境台風となった場合は、2015年の台風17号以来3年ぶりとなります。

ハリケーンの動向も気になりますが、目先はやはり台風15号。台風15号は、14日午後に九州南部にかなり接近する見込みです。九州南部では大雨や強風、高波などに注意してください。
その後も台風たちの影響は続き、週後半にかけては全国的に大雨に注意が必要となりそうです。

気象予報士・原田 雅成

画像について:13日午後3時の天気図と衛星画像。

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