チェルシーのピッチ外でも起こる”サッリ改革” 前指揮官コンテから変えた2つのルールとは

チェルシーを指揮するサッリ photo/Getty Images

今季からチェルシーの指揮官に就任したマウリツィオ・サッリは、前指揮官アントニオ・コンテと全くタイプの異なる指揮官だ。志向するサッカーも大きく異なり、今季は攻撃的なチェルシーを見ることになるだろう。それも変わるのはピッチ内のことだけではない。英『Telegraph』は、サッリがコンテの敷いていたルールを2つ排除することを決めたと伝えている。

選手にも厳しかったコンテは食事にもかなり気を遣っていたようで、選手たちに食事制限を課していたという。食べられる物の選択肢が限られていたようなのだが、サッリはこのルールをやめたようだ。

また、ホームゲームの前日はホテルで過ごさなければならないとのコンテ・ルールもサッリはやめている。コンテとしては選手に集中してほしかったのだろうが、このルールは選手から不評だったようなのだ。サッリはホームゲームの前日も自宅で過ごせるようにしたという。選手の中にはそちらの方がリラックスできるという者も多いだろう。

同メディアはサッリによるチームの雰囲気を良くするためのファーストステップと伝えており、チームは徐々に変わりつつあるようだ。守備をベースとした手堅いサッカーから、オープンな攻撃的サッカーへ。そしてピッチ外でもより自由を。コンテの下で息苦しさを感じていた選手がいるのなら、サッリの下ではのびのびとプレイできるかもしれない。

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