なぜオバメヤンは冬にアーセナルへ? 試運転となった半年間「1月に加入したのは有益なこと」

アーセナルのオバメヤン photo/Getty Images

シーズン途中に新チームへ合流することになる冬の移籍は大きなリスクが伴うと言われてきた。例えば昨季アーセナルからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したアレクシス・サンチェスのように大苦戦してしまう例だってある。今年の1月末にドルトムントからアーセナルにやってきたFWピエール・エメリク・オバメヤンもそうだ。しかもオバメヤンの場合はリーグそのものが変わっているため、かなり難しかったはずだ。

しかし、オバメヤンにとって昨季は試運転期間のようなものだったようだ。英『Football London』によると、オバメヤンは昨季後半戦をイングランドの生活に適応するための時間に充てることができたと手応えを口にしており、今季は活躍の準備が整っていることをアピールしている。

「1月にアーセナルへ加入したのは僕にとって有益なことだったんだ。リーグ、国、文化に慣れる半年間とできたからね。だからこそ最初のフルシーズンとなる今季は準備ができている。最初の半年は簡単じゃなかった。大きな変化だったよ。リズムを見つけることが難しかった。特にフィジカル面でね。でも僕は今準備が出来ている。とても良い感じなんだ」

開幕節はマンチェスター・シティに敗れてしまったが、最速ストライカーは得点量産の準備ができているようだ。今季はドルトムント時代のように得点王を獲得する勢いでネットを揺らしてほしいところだ。

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