ロッキーズ逆転勝利 マクマーン同点打&ダール決勝打

【ロッキーズ5-3ブレーブス】@サントラスト・パーク

ロッキーズは1点ビハインドで迎えた9回表に3点を奪って逆転勝利。敵地でのブレーブス4連戦の初戦を制した。9回表のロッキーズは先頭のトレバー・ストーリーが相手のエラーで出塁し、続くヘラルド・パーラが四球を選んで無死一、二塁。イアン・デズモンドは空振り三振に倒れたものの、代打のライアン・マクマーンがライトへの同点タイムリーを放った。さらに一死一、三塁のチャンスで代打のクリス・アイアネッタは三振に倒れたが、この間にマクマーンが二盗に成功。ここでデービッド・ダールがレフトへの2点タイムリーを放ち、これが決勝点となった。ロッキーズ2番手の呉昇桓(オ・スンファン)が今季5勝目(3敗)をマーク。ブレーブスは味方のエラーに足を引っ張られたとはいえ、3番手のブラッド・ブラックが誤算だった。

デビューイヤーの2016年に63試合に出場して打率.315、7本塁打、OPS.859の好成績を残しながら昨季は故障で全休となったダール。今季は4月下旬にメジャー昇格を果たすも6月上旬に右足の骨折で故障者リスト入りし、その後マイナー降格となっていたが、日本時間8月6日に再昇格を果たしていた。この日は「1番・センター」で先発出場し、3回表に6号勝ち越しソロ。そして、9回表に巡ってきた大チャンスで最高の仕事をやってのけた。6号ソロを含む2安打3打点の活躍により打率は.270、OPSは.802へ上昇。こうした活躍を続けていけば、左打ちの外野手が飽和気味なチームのなかでも、出場機会は増えていくはずだ。

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