リヴァプールGKロリス・カリウスがベシクタシュへ2年間のローンで移籍することが決まった。
ここでは、『sportskeeda』による「レギュラーでプレーすべき4人の控えGKたち」を見てみよう。
ケヴィン・トラップ(PSG/ドイツ代表)
ジャンルイージ・ブッフォンの加入は、トラップがPSGの第3GKになることを意味するものだった。
28歳のドイツ代表GKは、PSGでの91試合で48度のクリーンシートをマークしている。
彼は代表チームにおいても、マヌエル・ノイアーやマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンの控えという立場に甘んじている。
クラブレベルでもプレータイムを得られなければ、そのポテンシャルは間違いなく落ち込むだろう。
セビージャやバイエルン、ナポリといったクラブならばフィットするはずだが…。
セルヒオ・ロメロ(マンチェスター・ユナイテッド/アルゼンチン代表)
アルゼンチン代表の守護神がクラブレベルでは控えGKとしてプレーしていることを信じられるだろうか。
ユナイテッドではダビド・デ・ヘアの後塵を拝しているロメロだが、それに甘んじているような選手ではないはずだ。
代表では重要人物となっているが、クラブではそうなれていない。ユナイテッドにおいてデ・ヘアとの立場が逆転することはほぼありえないことから、退団は彼にとって最善だろう。
ローマやウェストハム、バレンシアといったクラブなら彼に見合った給与を支払えるはず。ただ、ユナイテッドとしては彼を保持したがることだろう…。
スヴェン・ウルライヒ(バイエルン/ドイツ)
2015年にバイエルン入りした後、ウルライヒは常にプレータイムが限られてきた。
シュトゥットガルトでは176試合に出場するなど、欠かせない存在だったのだが。
バイエルンでは「スイーパーGK」マヌエル・ノイアーが君臨しており、彼はベンチを温めている。
ただ、昨季はノイアーの怪我もあり出場機会を得た。CLでは痛恨のミスも犯したが、トップクラブでプレーするのにふさわしい理由を示してみせた。
RBライプツィヒやシャルケは彼にとって理想的な場所に思えるが…。
マッティア・ペリン(ユヴェントス/イタリア代表)
この夏にジェノアから移籍金1200万ユーロ(15億円)+300万ユーロ(3.8億円)のボーナスでユーヴェ入りしたペリン。
だが、ポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニの控えとなっている。
不運な怪我もあるペリンだが、ここ数年でイタリア代表におけるブッフォンの後継者としての地位を確立。ジェノアでな150試合以上に出場し、その才能を見せつけた。
だが、ユーヴェではそのポテンシャルにふさわしい出場機会は得られないだろう。アッレグリ監督は2人をローテーションするようだが…。