国内外の名作絵本600冊 2日まで、佐世保で巡回展

 約600冊の絵本を集めた「絵本とわたしの物語展」佐世保展(実行委主催)が30日、佐世保市光月町の市体育文化館で始まり、多種多様な作品を展示している。9月2日まで、入場無料。
 2016年3月から全国各地で巡回展示しており、本県では初開催。国内外の名作や珍しい作品を手に取って読むことができる。「不思議の国のアリス」や「赤ずきん」の世界に入り込んで記念撮影ができるコーナーも設置。絵本を読んだ子ども時代を思い返すことができるように、昭和のおもちゃや生活用品も展示している。
 29日に開かれたオープニングセレモニーには約100人が出席。山口猛実行委員長は「世代を超えて、人と人とのつながりを育む機会になればうれしい」とあいさつ。朝長則男市長は「多くの人に絵本の魅力あふれる世界を満喫してほしい」と述べ、テープカットで祝った。

約600冊の絵本が並ぶ会場=佐世保市体育文化館

© 株式会社長崎新聞社