ボートが決勝二塁打 カブス延長制し今季83勝目

【カブス6-4ナショナルズ (延長10回)】@ナショナルズ・パーク

最後の最後で粘り勝ちだ。カブスは敵地に乗り込んでのナショナルズ4連戦初戦を迎えた。試合はアンソニー・リゾーの適時打などで先制するもすぐさまナショナルズに追いつかれ一時、逆転を許してしまう。それでも同点に追いついたカブスは延長戦に持ち込み迎えた10回、デービッド・ボートの適時二塁打で勝ち越し。そのまま逃げ切り価値ある勝利を挙げた。

カブス先発、カイル・ヘンドリックスは相手打線を3回まで無得点に抑えていたが、4回にマーク・レイノルズの一発を浴びるなど3失点を喫し逆転を許す。次の回にも1点を失うも5回4失点(1自責点)と降板し、リリーフ陣に後を託した。チームは3-4で迎えた8回、無死二・三塁からウィルソン・コントレラスのフィルダースチョイスの間に同点に追いつき、そのまま試合は延長戦となった。

延長10回のカブスの攻撃、1死から二塁打を放ったアルバート・アルモーラJr.を二塁に置き、ボートがジミー・コルデロからライトへの適時二塁打を放って5-4と勝ち越し。さらにテイラー・デービスも適時打で続き2点差とし、最後はジェシー・チャベスが締めて逃げ切った。優勝を確実なものにしたいチームにとってこの初戦をモノにしたのは大きいことだろう。

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