今夏にはファビーニョ、ナビ・ケイタが加わったことでリヴァプールの中盤は非常に豪華なものとなった。しかし、開幕からインパクトを残しているのは新戦力ではない。ケイタの奮闘は目立っているが、それ以上にジョルジニオ・ワイナルドゥム、ジェイムズ・ミルナーらの働きが際立っている。
中でも英『Liverpool Echo』が驚いているのはワイナルドゥムだ。オランダ代表のワイナルドゥムはパワフルな上下動を繰り返しており、攻守両面で質の高さをアピールしている。しかも驚きなのは先日のネーションズリーグ・フランス代表戦だ。
試合には1-2で敗れたものの、先発したワイナルドゥムはこの試合でパス成功率100%を記録している。同メディアも世界王者相手のパス成功率に驚いており、ワイナルドゥムの存在感はどんどん増している。
それはリヴァプールでも変わらず、今季のレスター・シティ戦では93%のパス成功率を記録している。ケイタ、ファビーニョが加わったことでポジション争いは激化しているが、ワイナルドゥムはリヴァプールに欠かせぬ選手と言っていいだろう。