長崎くんち踊町切手 4000シート限定販売中

 諏訪神社の秋の大祭、長崎くんちのPRや観光客誘致につなげようと、日本郵便九州支社(熊本市)はオリジナルフレーム切手「国指定重要無形民俗文化財『長崎くんち』」を販売している。今年は例年の2倍に当たる4千シートを用意。販売初日の10日だけで約430シートを売り上げるなど好調な滑り出しという。
 82円切手1シート(10枚)に踊町の▽紺屋町「本踊(ほんおどり)」▽大黒町「唐人船」▽出島町「阿蘭陀(おらんだ)船」▽小川町「唐子獅子踊」▽東古川町「川船」▽本古川町「御座船」▽椛島町「太皷山(コッコデショ)」が前回奉納した7年前の写真を使っている。
 12日は、県南部地区連絡会地区統括局長の武次昭喜・高来郵便局長らが長崎市役所に田上富久市長を訪ね切手を贈った。武次局長は「来年以降も続けていきたい」と話した。
 切手シートは長崎市など6市2町の郵便局(一部簡易郵便局は除く)144局で販売している。1400円。

10日から販売されているオリジナルフレーム切手「国指定重要無形民俗文化財『長崎くんち』」

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