リーク好投でマリナーズ快勝 大谷1安打&田澤無失点

【マリナーズ8-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

マリナーズはロビンソン・カノーのタイムリーなどで2回までに3点を先行し、4回表にはネルソン・クルーズの36号3ランでリードを6点に広げた。投げては先発のマイク・リークが7回114球を投げてエンゼルス打線をジャスティン・アップトンの27号ソロによる1点のみに抑える好投を見せ、2年連続6度目の2ケタ勝利となる今季10勝目(9敗)をマーク。敗れたエンゼルスはポストシーズン進出の可能性が完全に消滅した。なお、「4番・指名打者」の大谷翔平は9回裏にセンターへの二塁打を放ち、4打数1安打。5番手として登板した田澤純一は1回1/3をパーフェクトに抑える好リリーフを見せた。

マリナーズのポストシーズン進出の可能性はもはや風前の灯火となっているが、36号3ランを含む2安打3打点の活躍を見せたクルーズはまだポストシーズン進出を諦めていないようだ。「俺たちにはこういう試合が必要なんだよ」と快勝を振り返ったクルーズ。「打線はよく打ったし、リークが投げているボールも素晴らしかった。今日は全てが上手くいった感じだね。まだ戦いは終わっていない。どんなことだって起こる可能性はあるんだから」と言葉に力をこめた。レギュラーシーズン残り16試合でワイルドカード2位のアスレチックスとは8.5ゲーム差。それでもクルーズは奇跡を信じて打ち続ける。

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