今夏パリ・サンジェルマンはDFティロ・ケーラーやGKジャンルイジ・ブッフォンらを獲得したが、指揮官トーマス・トゥヘルが100%満足しているわけではない。求めていた守備的MFの補強ができなかったからだ。
PSGではチアゴ・モッタが引退し、ジオバンニ・ロ・チェルソも今夏にレアル・ベティスへ移籍。トゥヘルは守備的MFのポジションにエンゴロ・カンテを求めていたようだが、そのクラスの選手を引き抜くことはできなかった。
仏『Footmercato』などによると、トゥヘルも満足していないことを隠していない。しかし、すでに代役を見つけているのだ。それはセンターバックを本職としてきたブラジル代表DFマルキーニョスだ。
「マルキーニョスはジオバンニとは大きく異なる。マルキーニョスには我々が求めていたスピードや空中戦の強さがある。喜んで献身的に動ける選手は重要なんだ」
トゥヘルもこのようにマルキーニョスの能力を評価しており、6番の位置で真価を発揮することになるかもしれない。センターバックにはベテランのチアゴ・シウバに加えて今夏獲得したケーラー、フランス代表のプレスネル・キンペンベもいる。マルキーニョスを中盤起用するのも悪い手ではないだろう。