単なる昇格組と侮ることなかれ。ウォルバーハンプトンがビッグクラブにとってなかなか厄介な存在となってきている。
昇格組ながらウォルバーハンプトンは開幕6試合を2勝3分1敗で乗り切っているのだが、特徴的なのはマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドから勝ち点を奪っていることだ。どちらのゲームも1-1で終えており、マンチェスターの両チームにとっては思わぬ足踏みとなってしまった。
マンCもマンUもゲームは支配しており、ポゼッション率は60%を超えている。しかし、ウォルバーハンプトンは粘り強い守備で簡単に得点を許してくれない。両チームとも20本近くウォルバーハンプトンにシュートを浴びせているのだが、奪ったのは1点のみだ。
英『Daily Mirror』によると、ウォルバーハンプトンMFルベン・ネヴェスも自分たちの戦い方に迷いはないと手応えを口にする。
「これを毎試合やりたいんだ。対戦相手はスーパーヒーローではない。彼らもプレイヤーであり、僕たちが正しい形でプレイすれば難しい状況を作り出せる。対戦相手にとって僕たちは簡単な相手ではないよ」
同メディアもウォルバーハンプトンが大物喰らいになっていることを伝えており、優勝を狙うチームはウォルバーハンプトン相手の取りこぼしに注意すべきだろう。次なる強豪との戦いは少し間隔が空いて11月にトッテナム、アーセナルとの連戦がある。ここで両チームが躓く可能性もあるだろう。