【ALDS】キンブレル圧巻投球 Rソックス逃げ切り成功

【ヤンキース4-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

シーズン108勝を挙げたレッドソックスはポストシーズン初戦を迎えた。その相手は宿命のライバル、ヤンキース。強力打線を相手にエースのクリス・セールを立てて対抗した。打線の援護もありセールは6回途中2失点の好投。最後は1点差まで詰め寄られたが締めたのは通算333セーブを誇る絶対的守護神だった。

本拠地で迎えた地区シリーズ初戦。レッドソックスは初回から1死一・二塁のチャンスをつくるとJ.D.マルティネスが初打席からグリーンモンスターを超える特大弾を放ち3点を先制した。その後は3回にスティーブ・ピアースの適時打などでさらに2点を追加し試合を有利に進めていく。しかし6回、セールがルーク・ボイトに適時打を浴びるなど2点を失い、ピンチの場面で降板となった。

6回のピンチをなんとか最小失点で切り抜けたが7回にはヤンキースにさらに1点を献上し、8回から2死から流れを止めるため守護神のクレイグ・キンブレルを投入した。キンブレルは8回を抑えると回またぎで最終回のマウンドへ。9回は先頭のアーロン・ジャッジに一発を浴びるがその後は圧巻の3者連続三振で締めて逃げ切った。敗れたヤンキースは先発のJ.A.ハップが2回で降板。それでも打線が最後まで粘りをみせて1点差としたがあと一歩及ばなかった。

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