学生ら学びの成果を披露 長崎、佐賀、福岡の短大8校

 長崎、佐賀、福岡3県にある8短大が合同で魅力をPRする「短大フェス」が21日、長崎市浜町のアーケードであり、学生らがステージ発表や展示などを通じて学びの成果を市民に披露した。
 長崎女子短大(長崎市)や長崎短大(佐世保市)など8短大でつくる「短期大学コンソーシアム九州」が2012年度から3県持ち回りで開催。今回は計140人が参加した。
 このうち長崎女子短大のブースでは、生活創造学科栄養士コースの学生が長崎の食文化に関するクイズを出題。長崎短大は食物科製菓コースの学生が、クッキーにデコレーションをする体験コーナーを設けて菓子作りの楽しさをPRした。
 長崎女子短大の玉島健二学長は「学生の活動内容を知ってもらうことで、教養を身に付けながら免許や資格も取得できる短大の魅力にあらためて目を向けてもらいたい」と話した。

各ブースで学習の成果をPRする学生ら=長崎市浜町

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