2018年10月16日〜21日の日程で中国南部の省、広西(グァンシー)を舞台に行われる6日間のUCIワールドツアー、ツアー・オブ・広西。
今年のワールドツアーを締めくくる最終日・第6ステージは169km、1日中激しい雨に見舞われた。新城幸也(バーレーン・メリダ)はこのレースを完走し、今シーズンの公式レーススケジュールを全て終えた。
新城幸也のコメント:
「最終日は地元中国人のワンに逃げに乗って欲しいというのがチームのみんなの願いだった。スプリントになる事が予想されてたので、自分はスプリントに備えた。昨日よりも脚の調子は良かった。ロットNL・ユンボの隊列についてスプリントを狙ったが、ポジションを上げられずに沈んでしまった。雨でスリッピーな路面で最終局面はストレスフルだったが、何はともあれ、無事に走りきれて良かった。
優勝という結果は残せなかったが、調子よく最終戦を走ることができ、気持ちよくシーズンオフを迎えられる。ケガのままシーズンを終えるのと、レース走りきって終えるのとは大違いですから。来シーズンに向けて、まずはゆっくり体を休めます。2018年もたくさんの応援ありがとうございました!!」
新城は11月4日(日)にさいたま新都心で開催される「2018ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」に参加するなど、12月中旬に行われるチームキャンプまで日本でのイベント参加やメディア活動を行っていく。
【text&photo:Miwa IIJIMA】