日新製鋼周南製鋼所、操業60周年記念で工場見学会 近隣住民・ОBら参加

 日新製鋼周南製鋼所(山口県周南市、所長・早川淳也常務執行役員)はこのほど今年6月に迎えた操業60周年の記念事業の一環に、工場見学会を開催した。近隣住民やОB、従業員とその家族ら約600人が来場した。

 当日は2015年に稼働開始した連続鋳造設備を見学。国内初の広幅圧延用設備(現在休止中)は、今回の工場見学にあわせ、見学コースとして改装工事を実施。完成までの工事写真や操業開始当時の様子、周南製鋼所の圧延機の紹介などをパネルにして紹介した。操作室の中では、操業開始当時などの動画を流し、ОBが懐かしく眺めていた。

 また、体育館の体験コーナーではオリジナルステンレスキーホルダー作りや操業60年の歴史映像を大型スクリーンに放映した。

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