C・ロナウド1人で変わる! 今のユーヴェはCL制覇の22年前より強いのか

CL優勝候補に挙げられるユヴェントス photo/Getty Images

今季ユヴェントスが狙うのはチャンピオンズリーグ制覇とセリエAのダブルだ。特にチャンピオンズリーグ制覇には強いこだわりを持っており、サポーターも今季こそはと意気込んでいることだろう。

ユヴェントスが最後にチャンピオンズリーグを制したのは1995-96シーズンのことで、当時マルチェロ・リッピが指揮したチームにはアントニオ・コンテやディディエ・デシャン、チーロ・フェラーラ、ファブリツィオ・ラバネッリ、ジャンルカ・ヴィアッリ、アレッサンドロ・デル・ピエロらスターが揃っていた。かなり豪華なメンバー構成だが、当時エースだったヴィアッリは今のチームの方が上だと主張する。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ヴィアッリは今夏にクリスティアーノ・ロナウドを加えたことが非常に大きいと見ており、欧州最強の陣容が揃っていると自信満々だ。

「22年前のチームはチャンピオンズリーグを制したが、今のチームは全ての面においてクオリティが上回っている。単純に世界最高の選手の1人がフィールドにいるのだからね。当時リッピは強固な守備ブロックを抱えていて、我々はソリッドで戦術的にも優れていた。だけど、リッピはクリスティアーノ・ロナウドを抱えてはいなかったからね」

ヴィアッリは優勝を争うライバルとしてバルセロナ、マンチェスター・シティの名前を挙げているが、それでも安定感の部分でユヴェントスが上をいくと信じている。ここまでグループステージでは3連勝と快調なスタートだが、ユヴェントスはこのまま頂点に届くのか。ロナウドを加えたことでチャンピオンズリーグ制覇も当然のミッションのようになっている。

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