今季のセリエAではここまで17位と、序盤から苦戦するボローニャ。11日の第12節では、今季未勝利で最下位のキエーヴォとの試合を控えているが、上昇のきっかけを掴めるだろうか。
そんなボローニャのユニフォームは、ホームとアウェイの両キットを7月に、そしてサードキットを10月にリリース。遅れて登場したサードキットには、ボローニャらしい透かしプリントを施している。
Bologna 2018-19 Macron Home
ホームキットは伝統のレッド/ブルーのストライプ。さらに、その中にピンストライプをあしらった“ダブルストライプ”がスタイリッシュな印象だ。胸スポンサーは、今季からイタリアのファッションブランド「LIU·JO(リュー・ジョー)」が務める。
腰部分には、昨季から引き続き照明器具メーカー「ILLMIA」のスポンサーロゴを掲出。
ボローニャの市旗はイングランド国旗のような「白地に赤十字」。これはエンブレムの右側に見ることができる。チームカラーのレッド/ブルーは街の色とは無関係で、クラブ創設当時のキャプテンが練習着に使っていた前所属チームのユニフォームの色。それがそのままチームカラーとなったという。
パンツはホワイト、ソックスはネイビーが基本のスタイルだが、パンツはネイビーのアウェイ用を使うことも多い。
Bologna 2018-19 Macron Away
アウェイキットはホワイトを基調に、胸より上をレッド/ブルーの水平ストライプ。デザインはサッシュ(たすき掛け)や、真ん中にストライプを1本など、シーズンによって様々なスタイルが登場する。
選手のネームはストライプ部分にプリントする。そのためネームはホワイト、背番号はレッドと色が異なる。
背面の首元にはチーム名“BOLOGNA FC 1909”をエンボスでプリント。
パンツはネイビーでソックスはホワイトが基本のスタイル。だが、パンツはホーム用のホワイトを着用することが多い。
Bologna 2018-19 Macron Third
10月31日にリリースされたサードキットは、特徴あるデザインを投入。ボローニャの街の中心に位置する観光名所「ネットゥーノの泉(ネプチューンの噴水)」にある、巨大な「三叉槍を持つ海神ネプチューン像」をエンボスでプリントしている。
「IL GIGANTE(イル・ジガンテ/巨人」の名で親しまれているボローニャのネプチューン像は、1566年に彫刻家ジャンボローニャによって建造された。その目的は、当時の新法王選出のシンボル的な意味合いがあったようだ。
ちなみに、ネプチューン像は全裸であることから「服を着せるべき」と、市民の間でたびたび論争になるとか。