宿敵シティとのマンチェスター・ダービーに敗れて8位にまで順位を下げたユナイテッド。
ここでは、『sportskeeda』による「今季のユナイテッドを救えるかもしれない3人の補強候補」を見てみよう。
チーロ・インモービレ(イタリア代表FW/ラツィオ)
今季のロメル・ルカクは開幕12試合で4ゴールと低調気味。決定機を逸して、ファンやメディアから叩かれることも多い。
シーズンを立て直すために新たなストライカーが必要だが、インモービレはうってつけの存在になりうる。
彼は驚異的なフィニッシュ力で得点を量産する欧州屈指のストライカーだ。
昨季は41ゴールを叩き出しただけでなく、リーグ戦で10ものアシストを記録。今季も開幕12試合で8ゴールを決めている。
フロリアン・トヴァン(フランス代表FW/マルセイユ)
ニューカッスルでのプレミア挑戦は失敗に終わり、わずか半年でマルセイユに戻った左利きのウィンガー。
だが、復帰後はリーグ戦91試合で46ゴールを記録し、リーグの月間MVPも3度受賞するなど大活躍を見せている。
そのパフォーマンスはディディエ・デシャン代表監督の目にも留まり、フランス代表にも定着。優勝した今夏のワールドカップメンバーにも選ばれた。
ビジョン、ドリブル、得点力は、レッドデビルズにおいて面白いオプションになりうる。
カリドゥ・クリバリ(セネガル代表DF/ナポリ)
今季のユナイテッドは守備で苦しんでいる。リーグ開幕12試合で21失点を喫しているのだ。
クリバリは現在世界最高のCBのひとりであり、守備の悩みを解決するアンサーになりうる。
彼は速くて、高くて、強いDFであり、足元も悪くなく、素晴らしいパスレンジを持つ。
今季は575本のパスを成功させ、その成功率は90.3%。リーグ戦のみで、18回のインターセプション、22回のタックルを記録。
カルロ・アンチェロッティ新体制となったチームにおいても、その存在は秀でている。
とはいえ、ナポリとは新たな契約を結んだばかりであり、獲得には多額が必要だろう。また、移籍先としてバルセロナも噂になっており、ユナイテッドとしては簡単な状況ではないが…。