日豪親善ライド 平和公園に到着

 平均年齢約70・4歳の自転車愛好家が九州を旅する「日豪親善ライド」が16日、ゴールの長崎市に到着した。鹿児島県志布志市を9日出発した日本人14人、オーストラリア人13人が約430キロを走り抜けた。
 「親善ライド」は2000年に始まり17回目。今回は知覧特攻平和会館(同県南九州市)や世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産、天草の崎津集落(熊本県天草市)など、キリスト教関係や平和に関する施設などを巡った。
 一行は長崎市で平和公園や大浦天主堂を見学。愛知県知多市の小林培男代表(68)は「歴史や文化も満喫できた」。ニューサウスウェールズ州のキース・エドワーズさん(83)は「長崎は自然も、食べ物も素晴らしい」と話した。

平和公園に到着し、笑顔の参加者たち=長崎市、平和公園

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