きょう13日(木)も太平洋側は冬晴れとなる一方、日本海側はぐずついた天気で、冬らしい天気分布となりそうだ。北陸から北の日本海側では、日中雪が止んでも夜から再び荒れた天気となるため注意が必要となる。
北陸から北の日本海側 夜から荒れた天気に
きのう各地に強い北風と雨や雪をもたらした低気圧は、日本の東へと離れていく。そのため、日中は日本海側でも雪の範囲が狭まり、比較的穏やかな天候となる予想だ。
ただ、夜には別の低気圧が北陸・北日本へと接近し、再び雪や風が強まって荒れた天気となる。北陸から北の日本海側を中心に、お帰りの時間帯は大雪や落雷・突風・雹(ひょう)に注意が必要だ。
一方太平洋側は晴れる所が多く、今週は曇りがちだった関東も比較的長い時間日差しが出るため、たまっていた洗濯物も片付けられそうだ。
札幌は1週間続けて真冬日に
きょうのお出かけの時間帯は、きのうの朝より寒くなる所も多く、午前中は北寄りの風が残るためしっかりと暖かくして出かけたい。
日中の最高気温は全国的にきのうと同じか、3℃程低くなるところが多くなりそうだ。ただそれでも関東から西では10℃を超えるため、それほど厳しい寒さにはならない見込み。
一方で北海道は各地とも真冬の気温(1月下旬~2月上旬並み)で、札幌は日中も-2℃と、7日連続で最高気温が氷点下の「真冬日」となる予想だ。
週末は再び広く真冬並み 週明けは気温上昇
15日(土)頃まで太平洋側を中心に晴れる所が多く、特に土曜日は西日本の日本海側も天気が回復して広く日差しが出そうだ。その後16日(日)から17日(月)にかけては広く天気が崩れる予想。
気温は週末にかけて平年より低い日が続き、15日(土)の朝の気温は仙台で氷点下、鹿児島でも5℃と、各地で真冬並みの気温が予想されている。ただ、その後、週明け月曜日からは気温が上がる予想で、厳しい寒さは一旦落ち着きそうだ。(気象予報士・野口琢矢)