メクル第333号 交通ルール守ろう! 五島の児童ら 呼びかけ

 長崎県五島市の市立本山小と市立翁頭(おうとう)中の児童、生徒たちが8日、通学路がある同市本山地区を地域(ちいき)住民と一緒(いっしょ)に歩きながら、交通ルールを守ることなどを呼(よ)びかけました。
 年末の交通安全県民運動(12~21日)に合わせて、「本山地区安全なわが街づくり推進(すいしん)会議」が毎年実施(じっし)しています。今年で27回目になります。小中学生の他、保護(ほご)者や町内会のメンバー、警察(けいさつ)官など約250人が参加しました。
 同市堤(つつみ)町の本山小でパレードの出発式があり、6年の新楓也(あたらしふうや)君(12)と長谷幸貴(ながたにこうき)君(12)が代表で「『止まる、見る、待つ』の安全確認(かくにん)をします」「いつも通る、慣(な)れた道ほど気を付けます」などと、交通事故(じこ)ゼロを目指して宣言(せんげん)しました。その後、参加者はそれぞれプラカードや風船、のぼり旗などを手に持って町を行進。全員で声を合わせ、「飲酒運転はやめましょう」「交通ルールを守りましょう」などと地域の人に呼びかけていました。

「交通ルールを守りましょう」などと大声で呼びかけながら行進する子どもたち=五島市堤町

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