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ベルギーのNEXTロメル・ルカクとなるのだろうか。現在注目を集めている1人の大型ストライカーがいる。スペイン『MARCA』がジャイアントキラーと呼ぶのは、ドイツのデュッセルドルフでプレイする21歳のFWドディ・ルケバキオである。
ワトフォードからデュッセルドルフにレンタル移籍しているルケバキオは、187cmを誇るベルギーらしい大型ストライカーだ。ベルギーの世代別代表には招集されてきているのだが、今季ルケバキオがデュッセルドルフで印象的な活躍を披露している。
ルケバキオが注目される理由となったのは、今季バイエルン相手にハットトリックを決めたからだ。ルケバキオは僅かな隙を突いてバイエルンの最終ラインを突破すると、マヌエル・ノイアーとの1対1も落ち着いて沈めてみせた。ジャイアントキラーとは大物潰しということだ。
この大物潰しぶりは首位を快走するドルトムント戦でも変わらなかった。ドルトムントは無敗を続けてきたチームだったが、デュッセルドルフは18日にドルトムントを2-1で撃破して初黒星をつけている。この試合でもルケバキオは先制点を記録しており、大物相手に得点を記録する勝負強さはなかなかに興味深い。
同メディアはA代表に招集されるのも時間の問題と見ており、ルケバキオはルカクを脅かす存在になることが期待されている。マンチェスター・ユナイテッドでプレイするルカクは強豪との対戦でなかなかゴールを決めないと批判されることもあるが、ルケバキオが対照的にビッグゲームで力を発揮するストライカーならば面白い。